ペットの車酔い対策と秋に注意すること

ペットの車酔い対策と秋に注意すること

夏から秋へ・・・行楽シーズン到来

車酔い

公益財団法人 日本動物愛護協会

相談室長 動物看護士 大橋志保

今年は敬老の日(19日)と秋分の日(22日)の間に平日がある飛び石連休ですが、上手くお休みが取れれば、シルバーウィークも最大9連休!過ごしやすくなるこの季節に少し遠出を計画してみてはいかがでしょうか?

秋は人間も犬も体を動かすには絶好の季節です。夏場、暑くて控え気味だった散歩を増やしたり、ドッグランや行楽地へお出かけしたり、積極的に運動をさせましょう。

暑くて食欲が落ちていた犬猫も、涼しくなるにつれて食欲も復活していきます。冬に向けて、体は防寒のために脂肪を溜め込もうとしますが、最近の快適な室内生活では、体温維持のためにエレルギーを使うこともありません。食欲にまかせて食事を与え過ぎると太ってきます。肥満は病気の元ですので、飼い主さんがおうちできる健康管理の一つとして、定期的に体重測定をしてみてはいかがですか?

我家の猫は今夏食欲が落ち、体重が200gも減っていました。小さな体の猫にとって200gの減少は大きいものです。

秋に注意すること

温度差に注意!

秋は、昼間と夜の気温差が大きく、特に幼い犬猫やシニア世代は体温を調節することが難しいので、なるべく温度が一定になるように調節してあげましょう。

犬、猫のノミ(外部寄生虫)対策は通年です!

ノミ対策は春夏だけのものではありません。ノミは気温が13℃あれば繁殖を繰り返すことができるので、快適な室温が保たれている住環境では秋冬でも油断はできません。通年の対策をしましょう。

また処方されたフィラリアの薬も蚊を見かけなくなったとはいえ、獣医師に指示された期間まで忘れずに投薬しましょう。

愛犬のおでかけと車酔い対策

「愛犬と一緒に出かけたら吐いちゃった」という経験はありませんか?

犬も乗り物酔いをします。車酔いは自動車特有の揺れや振動、加速・減速や遠心力によって、目から入る情報と傾きを感知する内耳の情報伝達にズレが生じ、脳の中でうまく統合されないため、自律神経が乱れて起きます。対策として、次の3点をあげてみました。

車酔い対策1 乗る前は食べさせない

犬猫は胃の中が空っぽの方が吐き気をもよおしにくいと言われています。


車酔い対策2 休憩をとる

長距離の場合は、1~2時間おきに1回を目安に休憩をとり、外の空気に触れさせ、排泄をさせたり、お水を飲ませたり、お散歩で気分転換をしましょう。

最近は高速道路のサービスエリアにドッグラン設備も増えていますので、うまく利用しましょう。

車酔い対策3 キャリーに入れる

安全のため、車酔い防止のためにキャリーに入れましょう。景色を見せた方が酔いにくいと考えがちですが、目からの情報に慣れないうちは外が見えない方が落ち着きます。キャリーを嫌がる子は、犬用シートベルトを着用したり、ドライブボックスに座らせ、後部座席にしっかり固定しましょう。車のドアを開けた途端、犬が飛び出してしまったり、急ブレーキをかけた際に、フロント前方に激突・・・怪我をさせてしまったなど、車内で犬をフリーにすることはとても危険です。

また、車内の換気や温度、日差しにも注意しましょう。

車酔い対策4 薬を使用する

犬猫の酔い止めの薬もありますので、かかりつけ医に相談をしてみるとよいでしょう。酔い止めというより鎮静剤が処方されます。

車酔いする犬猫は、まず車に慣らすことで改善されるケースもあります。いきなり長時間乗せる前に、少しずつ車という空間に慣らしたり…

ただ、中にはゆっくり慣らしてもダメな子もいますので無理をしないことも大切です。

秋の行楽シーズン、ペットと一緒に楽しくお出かけや旅行を楽しむためにも、事前準備はとても大切です。まず、出発時の車酔いをクリアし、くれぐれも外出先ではマナーを守って、楽しく安全に過ごしましょう。

*公益財団法人 日本動物愛護協会 相談室長 動物看護士 大橋志保先生 に記事を作成して頂きました。

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