柴犬が指間炎になったときに家でできる対処法は?オロナインは使える?【動物看護士執筆】

執筆者:山之内さゆり先生

動物看護士・トリマー

柴犬の指間炎について

柴犬が指間炎になってしまったらまずは何より動物病院で診察してもらうべきですが、すぐに連れて行くことができない場合とりあえず家で対処できないか考えますよね。

特に、家でできる対処法として思いつく人が多いのがオロナインを使った治療です。

そこで、今回は柴犬が指間炎になってしまったときに家でできる対処法と、治療にオロナインは使えるのかについてお教えします。

柴犬が指間炎になったときに家ででできる対処法

柴犬は警戒心が強い分ストレスを感じやすく、その影響が免疫力にも及ぶことも少なくありません。

その結果、足の裏や指を頻繁に舐めることが多くなり、気付いたら指間炎になっていたということも。

では、実際に柴犬が指間炎になったときの家でできる対処法をご紹介していきます。

舐めさせない

まずはなによりそれ以上の悪化を防ぐために、柴犬が足の裏や指など患部を舐めないようにすることです。

舐めさせないための一番の方法がエリザベスカラーを使う方法。エリザベスカラーをつけることで患部に舌が届かないため、舐めることによる悪化を防ぐことができます。

エリザベスカラーは動物病院に行けば購入することもできますが、普段から家に備えている飼い主さんはなかなかいないと思います。

そこでおすすめなのがクリアファイルでエリザベスカラーを作ってしまうことです。用意するものはたった2つクリアファイルとガムテープ(マジックテープでも可)だけ。

【作り方】

①クリアファイルを円形にカット

②円形にカットしたクリアファイルの中心を首回りに合わせてカット

③外側からカットした中心に向かって「ハ」の字にカット(するとCの字みたいな形になります)

④あとは首に実際にはめながら大きさを調整して決まった場所をガムテープやマジックテープで止めれば完成

もっと詳しい作り方https://mofmo.jp/article/2912 

柴犬が指間炎になったらオロナインで治療できる?

柴犬が指間炎になったらまずは何より舐めさせないことが重要なので、すぐに動物病院へ行けないのであればエリザベスカラーをぜひ活用してください。

しかし、それだけでかゆみや炎症が治まるわけではないので、何か家にある薬で一時的でも症状を緩和できないか考えることもあるでしょう。

そこでよく飼い主さんが思いつく薬がオロナインだったりします。

オロナインは家庭用の抗生剤で、その効果は切り傷、赤切れ、軽いやけど、水虫、にきびなど万能薬のような存在ですよね。

柴犬の指間炎は舐めることで炎症が進み、さらに口の中の雑菌が感染して悪化していきます。

舐めるきっかけとしては、散歩のときなにか踏んでしまったりバリカンなどで小さな傷ができてしまったときが多いですが、舐めなくても傷口から雑菌が入り繁殖することは防がなくてはなりません。

このことを考えるとオロナインは使えると言っても間違いではないのですが、それで正しく治療ができるというとそれは別です。

オロナインの主成分は抗生物質とあとはワセリンなどの保湿剤なので、雑菌の繁殖を防ぎ皮膚を保湿するという面ではありなのですが、それはあくまでも一時的な応急処置。

一見良くなったように見えても診察してみないとわからない原因があるかもしれませんし、その原因にあった対処・治療をしなければ何度も繰り返してしまいます。

ですから、オロナインで治療するのを目的とするのではなく、使うのであれば悪化を防ぐための手段として使うようにしましょう。

また、薬を塗った後浸透するまでの5分間は遊んだり抱っこしたりするなどして、舐めないように様子を見るようにしてください。

もちろん、エリザベスカラーを装着して舐めるのを防ぐのも効果的です。

柴犬の指間炎にオロナインを使っても治らないときはすぐ動物病院へ

柴犬の指間炎の応急処置としてオロナインを使っても大丈夫ですが、もし1日~2日経っても変化が見られなかったり逆に悪化しているようであれば、すぐに動物病院で診察をするようにしてください。

もちろん、悪化せず改善したような様子であっても他に異常は見られないか?そのまま様子をみて大丈夫か?薬は必要か?などは獣医師でないとわからないため、近いうちに受診するようにしましょう。

しかし、なかには「良くなってるんだし別に行かなくてもいいんじゃない?」と思う飼い主さんもいると思います。

確かにオロナインで応急処置をした結果、赤みもかゆみもなくなったら診察する必要はないと思うのは当たり前のことです。

ですが、診察をすることで飼い主さん自身が気付いていない異常に気付いてもらえることもありますし、指間炎意外にも気になることやもし指間炎を繰り返してしまったときの相談をすることができます。

応急処置にオロナインを塗って様子を見るのが悪いわけではありませんが、一番は適した処置をしてあげることですよね。

そして、実際に診察をして適した薬を処方してもらえれば安心できますし、「万が一繰り返してしまったときに塗れるお薬もらえませんか?」と一言伝えるだけで処方してもらうこともできます。

もちろん、原因を排除することは大前提となりますがそれでも適したアドバイスや薬を処方してもらうのと、一時的な応急処置で終わるのとでは全然違ってくるため、必ず動物病院へ連れて行ってあげてくださいね。

柴犬が指間炎になってからではなく予防することが大事

柴犬が指間炎になってから対処・治療することはもちろん大事ですが、できれば指間炎にならないように予防してあげる方が一番いいです。

そのためには、どうして柴犬が指間炎になるのか原因を知っておくことが大事ですが、その原因としてあげられるのが次の4つ。

・ストレス

・ケガ(散歩やトリミングのバリカンなど)

・免疫力の低下

・基礎疾患(アレルギーなど)

これらの原因をひとつひとつ消していくことで、柴犬の指間炎を予防してあげることができます。

特に免疫力に関しては体が元気で健康的であるための基本となり、免疫力が高ければそれだけ回復力早く抵抗力も強い体でいられるので、免疫力を高める工夫はしてあげたいところ。

そこでおすすめなのが免疫力アップの手助けをしてくれるサプリメントです。サプリメントにもいろいろなものがありますが、なかでも良質なアガリクスを使ったサプリメントは柴犬の身体の元気に大きく貢献してくれます。

他にもいろんなサプリメントがありますが動物病院で相談してみるのもおすすめですし、実際に試してみて体に合ったもの見つけてみましょう。

柴犬が指間炎になったときに家でできる対処法は?オロナインは使える?まとめ

・舐めさせないようにエリザベスカラーを使う

・エリザベスカラーがなくても手作りできる

・オロナインは使えるが一時的な応急処置

・柴犬の指間炎を予防するためにサプリメントなどで免疫力・抵抗力をアップ

・柴犬が指間炎になる原因をできるだけなくす

・必ず動物病院へ行って診察と適した薬を処方してもらう

柴犬が指間炎になったとき家でできる対処法とオロナインは使えるのか?について今回はお話ししましたが、家でできる一番の対処法はとにかく悪化させないように舐めさせないようにすることです。

そして、できるだけ早く動物病院へ連れていくべきですが、それができないときはオロナインを使って一時的に応急処置をすることはできます。

ですが、なってから対処するのではなくできるかぎり指間炎にならないように日ごろから予防し、なってしまったら必ず動物病院で診察を受けるようにしましょう。

執筆者:山之内さゆり先生

山之内先生

トリマー、動物看護士

10年間動物病院でトリマー兼動物看護士として勤務。

現場で得た知識と経験を情報として発信し、飼い主さんとペットが幸せに暮らせるためのお手伝いをしていきたいと思います。

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