アガリクスについて About Agaricus

アガリクスについて

これまでに一度は「アガリクス」という
言葉を耳にしたことが
あるのではないでしょうか?
アガリクス? アガリスク?
どっちだっけ?と、よく⾔われます。

正解は【アガリクス】です。
正解は【アガリクス】です。
正解は【アガリクス】です。

アガリクスってなに?

【太陽のキノコ】【神のキノコ】と
呼ばれていたキノコ

健康を維持することで【免疫力を保つ】と言われているキノコで、ブラジルサンパウロ郊外のピエダーデ地方に自生していました。
現地では、太陽の下でも生えてくる生命力の強いキノコとして、【太陽のキノコ】と呼ばれていました。また、地中の栄養素を吸い上げるため、一度収穫すると同じところにはめったに生えてこなかったことから、非常に珍しいキノコとして【神のキノコ】などと呼ばれていました。
日本では【カワリハラタケ】、通称【ヒメマツタケ】と呼ばれています。
正式な学名は、以前は【Agaricus blazei Murill(アガリクス・ブラゼイ・ムリル)】と呼ばれていましたが、現在学会などでは【Agaricus brasiliensis(アガリクス・ブラジリエンシス)】や【Agaricus subrufescens(アガリクス・サブルフェンス)】などとされています。

このアガリクスですが、もともと健康食品・サプリメントとして非常に人気があり、その後ワンちゃん、ネコちゃんを含むペット用サプリメントとしても広まっていきました。
アガリクスは、地中の栄養素をたっぷりと吸収して育つキノコです。
そのため、どのように育てられたか(栽培方法)、どこで育てられたか(産地)によって、安全性はもちろん、栄養成分も大きく変わってきます。

免疫⼒を維持すると⾔われている【幻のキノコ】
  • 免疫⼒を維持すると⾔われている【幻のキノコ】
  • 免疫⼒を維持すると⾔われている【幻のキノコ】

アガリクスの栽培⽅法

現在、天然のアガリクスは
ほとんど採ることができません。
そのため、アガリクスの栽培⽅法は、
ハウス栽培、タンク培養、露地栽培の
3つに分けられます。

ハウス栽培

ハウス栽培は、アガリクスの⼀般的な栽培⽅法です。
ハウス栽培という⾔葉を聞くと⼀般的にビニールハウスをイメージされる⽅が多くいらっしゃいます。しかし、実際のアガリクスのハウス栽培は、⽇光を遮った暗い⼩屋の中で⾏われます。
⼈⼯的な環境で栽培しますので、⽣産コストが抑えられると同時に収穫量が安定するといったメリットがありますが、栄養価が低く⼩ぶりなアガリクスになります。

ハウス栽培

タンク培養 (菌⽷体)

タンク培養は、アガリクスの菌⽷の部分をタンクで⼈⼯的に培養する⽅法で、短期間で⼤量に⽣産することができます。
アガリクスがブームになったときに普及しましたが、安全性データなどが少ないため、現在ではあまり⽤いられていません。

タンク培養 (菌⽷体)

露地栽培

露地栽培は、【太陽のキノコ】と呼ばれる天然のアガリクスに最も近いとされる⽅法です。
過酷な⾃然環境を⽣き抜いたアガリクスは⽣命⼒が強く、主成分であるβ-グルカンをはじめ栄養成分が豊富です。しかし、天候の影響を⼤きく受けるため栽培が⾮常に難しく、⽣産コストもかかるため、ブラジルの⼀部の農場でしか⾏われていない栽培⽅法となります。

露地栽培

露地栽培アガリクス

太陽の光を浴びて育ったアガリクスは
ハウス栽培とこんなに違う!

露地栽培は、
大自然の中で無農薬にて行われるため、
天候の影響を受けやすく、
栽培が非常に難しいとされています。
しかし、太陽の光をたっぷり浴びて育った
アガリクスは大きく成長し、
優れた栄養価を保つことができます。

露地栽培で育ったアガリクスと、ハウス栽培で育ったアガリクスのサイズを比べると、その差は歴然です。

もちろん見た目だけでなく、中身も優れています。アガリクスの主成分であるβ-グルカンは、ハウス栽培のアガリクスよりも露地栽培のアガリクスの方が1.5倍も多く含まれています。また、露地栽培のアガリクスには、ビタミンDも豊富に含まれています。

では、ペットにアガリクスを与えたときの有用性についてはどうでしょうか?
東京薬科大学が行った研究では、「露地栽培のアガリクスを与えたペットと、ハウス栽培のアガリクスを与えたペットでは、その結果がはっきりと異なる」ことが明らかになっています。
大切なワンちゃんやネコちゃんには、健康維持に効果の高い露地栽培のアガリクスを選んであげてください。

  • 左:露地栽培アガリクス右:⼀般的なアガリクス(ハウス栽培)

    左:露地栽培アガリクス
    右:⼀般的なアガリクス(ハウス栽培)

  • 主成分β-グルカンとビタミンDが豊富

    主成分β-グルカンとビタミンDが豊富

アガリクスの産地

アガリクスは土壌の成分を吸収して育ちます。
そのため、産地の土壌が肥えていると、
栄養成分が豊富なアガリクスになります。
逆に、土壌が汚染されていると、
汚染物質や重金属などを含んだアガリクスと
なってしまいます。
アガリクスの主な産地は、
中国、日本、ブラジルです。

安価だが
安全性が懸念される中国産

中国産アガリクスは、安価で⼤量⽣産されています。
しかし、過去には中国産アガリクスによって肝機能障害などの健康被害が発⽣したこともあるため安全性が懸念されます。

安価だが安全性が懸念される中国産

安全性は⾼いが
栄養価が低い⽇本産

国産のアガリクスは、安全性が⾼いのが特⻑です。
しかし狭い農地を繰り返し使用していることから、土壌の栄養が失われ、土地がやせてきています。そのため、アガリクスをはじめとする日本の農作物の栄養価は下がってきているのが現状です。

安全性は⾼いが栄養価が低い⽇本産

⼤⾃然の栄養素を吸収した
原産地ブラジル産

ブラジルはアマゾンの⼤⾃然に代表されるように⼟壌が⾮常に肥えています。
そのため、⼤⾃然の栄養素をたっぷりと吸収して育ったブラジル産アガリクスは、栄養価が⾼いのが特⻑です。

⼤⾃然の栄養素を吸収した原産地ブラジル産

⼤切なワンちゃん、ネコちゃんにアガリクスを与える場合、安⼼なのは⽇本産かブラジル産になります。
⽇本産はもちろん安全性は⾼いのですが、狭い農地で繰り返し栽培を⾏うため、ビタミンやミネラルなどの含有量は少なくなっています。
⼀⽅のブラジル産は、大自然の中で新しい農地を開墾して栽培しているため、栄養価の高いアガリクスが育つのです。

ブラジル産アガリクスと
日本産アガリクスとの比較

実際にブラジル産と日本産を⽐較してみました。下の図をご確認ください。

ブラジル産アガリクスと日本産との比較

日本国内では露地栽培ができないため、国産はハウス栽培との比較になります。
※多くのメーカーが日本国内で自然露地栽培に挑戦しましたが、 すべて失敗に終わりました。

ブラジル産は⽇本産に⽐べて、カルシウムが26倍、銅が10倍、さらにセレン、ビタミンB群、鉄分を多く含みます。

ブラジル産アガリクス

上記の表からも、ブラジル産アガリクスには豊富な栄養素やミネラルが含まれていることがわかります。

アガリクスは、栽培方法や産地によって栄養成分が大きく異なります。
大切なワンちゃん、ネコちゃんのために、栄養成分が豊富なブラジル産露地栽培アガリクスを選んでください。

アガリクスは、栽培方法や産地で栄養成分などが大きく異なります。大切なワンちゃん、ネコちゃんのために、栄養成分が豊富なブラジル産露地栽培アガリクスを選んでください。